療考会について

ABOUT US

福岡市地域療育を考える会について

福岡市内の6つの療育通園施設に通う知的障がい児や肢体不自由児をもつ保護者全員が会員となり、子供たちを取り巻く環境の向上を目指して活動している会です。
1997年に、福岡市内のさまざまな場所で「地域療育センター」実現への取り組みへの一歩を踏み出しました。

本年度活動方針

本年度は次の方針に基づき活動を進めていきます。

【1】陳情活動について
療考会主体で陳情活動を行います。今年度は【子育てサポートガイドブックの普及】と【交流保育の拡充について】など、保護者アンケートの回答をもとに未就学障がい児を取り巻く療育環境の向上を目指します。

【2】療考会の普及・存在意義について
児童発達支援センターに通っている保護者の中にも、まだまだ療考会の存在を知らない方も多く、何のために存在している会なのかを問う声も散見されます。
今年度も未就学障がい児を取り巻く療育環境の向上のための活動と、保護者に向けた学習の場や情報提供を行っていきます。
保護者や療育に携わっている方だけでなく、多くの方に興味や関心を持って療考会の活動や存在意義をご理解いただけるよう、療考会ニュースやInstagram、療考会オフィシャルLINEでの発信を工夫してまいります。

【3】療考会の運営について
長年にわたる陳情活動が身を結び、障がい児を持つ保護者の就労環境が少しずつ整ってきたことにより、就労保護者が事務局として療考会の運営に携わる例も増えてきました。
昨年度同様、今年度も事務局の業務内容の見直しを図ったり、オンライン会議を行ったり、就業保護者でも無理なく活動できる体制の確立を目指し、療考会の基盤づくりを行っていきます。
昨年度末に進路の会と合併したこと、また南部療育センターが設立されたばかりであることから、今年度は事務局/代表者ともに大きく人数が減少しております。
少人数でも満足度が下がらない療考会の運営を目指します。

これまでの歩み

1995 福岡市地域療育センターを考える会発足
西部療育センター開設への取り組み
「障害児施策の充実を求める」請願5年
請願のための署名活動(11,12月も実施)
市議会へ請願書を提出
1996 市障害福祉課と懇談(1997年2,3,5月も行い、計4回)
1997 療育センター設立作業部会メンバーに会員が入る
1999 名古屋療育センター視察(同規模の自治体での状況視察)
2002 西部療育センター開所
2003 福岡市に「知的障害児通園施設の設置について」の要望書を提出
2005 HP開設
東部療育センター開設への取り組み
「東部療育センターの早期建設と充実した療育体制の整備を求める」請願書(第一次分)提出
2006 街頭署名活動及び請願書提出
2007 「東部療育センターの早期建設を求める請願」を再提出
「障害者自立支援法に伴う費用負担の軽減措置を求める」請願書を再提出
2008 東部療育センター整備委員会に代表者を送る(6~7月に会議計4回)
「就学前障害幼児のホームペルプ利用を求める」請願書を提出
2009 東部療育センター運営審査委員会に代表者を送る
2010 東部療育センター安全祈願祭出席
こども未来局・運営団体との懇談会実施
2011 東部療育センター開所式出席
東部療育センター開所
2013 福岡市バリアフリー基本計画(案)に対し「公共施設のユニバーサルトイレに関する」要望書を提出
2018 進路の会陳情で「医療的ケア児の受け皿について」要望
2019 福岡県障がい福祉課の方と医療的ケアのある子どもの実態について対談
福岡市に「あゆみ学園老朽化に伴う南部療育センター新設の要望書」提出
福岡市主催障がい児保育検討専門委員会に参加