よくあるご質問

Q&A

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Q: どんな会なの?

福岡市内の7つの療育通園施設に通う知的障がい児や肢体不自由児をもつ保護者全員が会員となり、子供たちを取り巻く環境の向上を目指して活動している会です。

※7つの療育通園施設・・・ゆたか学園・わかば園・めばえ学園・あゆみ学園・のびのび園・にこにこ園・joyひこばえと進路を考える会(ぴよぴよ園・めばえ学園親子通園部門・きらきら園・わかば園親子通園部門)

Q: いつから活動しているの?

1995年に発足し、19年間活動を続けています。
発足当初は【福岡市地域療育センターを考える会】として結成
☆福岡市における障がい児教育の発展の歴史☆
1964年(昭和39年):肢体不自由児の1日入園として、年1回保母育成所で障がい児療育開始。
1970年(昭和45年):ゆたか学園開設(知的障がい児の療育開始)。
1973年(昭和48年):あゆみ学園、わかば学園開設。
1976年(昭和51年):みずほ学園開設。
1978年(昭和53年):しいのみ学園(精神薄弱児通園施設として)開設。
1979年(昭和54年):めばえ学園・心身障がい福祉センター(現:あいあいセンター)開設。
※この年に養護学校が義務化となり、就学の免除・猶予無く学校での教育が保障されるとともに現在の就学前の療育体制が整備されました。
平成6年に福岡市福祉総合計画を発表し、総合的に心身の発達を促すために療育体制の整備や適切な施設配置等が課題になっている点を発展的に解消する事を打ち出されました。
計画は「障がい児療育センター(仮称)」の整備の中で『重複障がい児への総合的療育指導や学齢前障がい児への一貫した療育指導を効果的に行うため、既存の肢体不自由児通園施設と精神薄弱児通園施設を統合し適正な施設配置についても配慮して障がい児療育センターとする』とし、西部・東部地区に計2ヶ所120名定員で建設する事が発表されました。
1994年(平成6年):『福岡市福祉総合計画』発表
1995年(平成7年):【福岡市地域療育センターを考える会】活動
2002年(平成14年):西部療育センター開設(に伴いみずほ学園閉園)
2005年(平成16年):joyひこばえ開設

2011年(平成23年):東部療育センター開設(に伴いわかば学園閉園)

2012年(平成24年):会の名称を「福岡市地域療育を考える会」へ変更
2015年(平成27年):こだま開設
2019年(平成31年):野の花開設

Q: どうして会の活動を始めたの?

地域療育センターの早期建設を実現させるためです。
平成7年:あゆみ学園・ゆたか学園・みずほ学園・めばえ学園・わかば学園の母の会と障市連、障福協、ゆたか学園職員の会、福祉保育労、福岡市社会福祉事業団地域療育センターを考える会等約140名の参加で「地域療育センター」実現への取り組みへの一歩を踏み出しました。

Q: 当時はどのような活動をしていたの?

通園施設に通う子供を持つ親やゆたか学園や社会福祉事業団の施設職員との学習会を始め、意見交換や体制の不備への実態調査・請願署名活動・福岡市への要求書を提出・市議会員会審議へ参加・検討部会へ参加し交渉を重ねていきました。

Q: 西部療育センター開設はいつ?

平成14年4月に開設されました。
結成総会から7年間(準備会から8年間)の運動が実を結び、西部療育センターが開所しました。
結成当時頑張っていた方々の子供達は既に中学生になっていました。先輩の方々の頑張りで実現した西部療育センターです。今困っている事を改善してこれからの子供達や保護者の方々に同じ大変さを味わって欲しくない!そんな熱い思いから活動して下さっていたのです。

Q: 西部療育センター開設後の活動は?

平成14年から東部療育センターの早期建設を要求、署名請願に取り組みました。
福岡市の当初の計画では、西部と東部療育センターを併せて2001年までに開所予定でしたが延期され2005年開所とされました。しかし市の財政問題もあり早期建設は実現されませんでした。その後2007年度に建設予算がつき、ようやく動き始めました。
平成21年度福岡市こども未来局と懇談会、建設に関する要望書提出、運営審査委員会へ参加し意見交換。療育や施設運営に関する要望書提出。

Q: 東部療育センター開設はいつ?

平成23年4月開所しました。西部療育センター開設から9年間かかりました。

Q: その他の活動はないの?

平成19年 障害者自立支援法に伴う費用負担の軽減措置を求める署名活動及び請願書提出。
平成20年 就学前障害幼児のホームヘルプ利用を求める請願書提出。
平成25年 福岡市バリアフリー基本計画(案)に対し公共施設のユニバーサルトイレに関する要望書提出。

Q: 東部療育センター開設の後、今はどんな活動をしているの?

平成24年度から会の名称を「福岡市地域療育センターを考える会」から「福岡市地域療育を考える会」と変更。
障がい児の保護者に学習の場を提供するとともに、福岡市の障がい児施設を充実・発展させることを目的として活動しています。
定期的に開催する「事務局会議」や「代表者会議」において会員同士の意見や情報を交換し、具体的な会の活動に生かしています。

Q: 事務局ってなんですか?

会に所属する7つの療育施設(園)の保護者の中から各1~2名がメンバーとして選ばれ、会長・副会長・会計のほか、各係を担当しています。療考会の運営を担っている機関です。
講演会や学習会等の企画・開催、機関紙「福岡市地域療育を考える会ニュース」の発行のほか、年度ごとに掲げた活動方針にしたがってアンケートを実施したり、署名活動を行ったり、市や県に直接要望を伝えるなど、活動は多岐にわたります。
年に1回総会を開催し、1年間の活動・会計報告及び次年度の活動方針発表や役員の紹介を行います。

Q: 代表者ってなんですか?

会に所属する療育施設(園)の保護者の中から各1~2名が選出され、各園の会員保護者と会の橋渡し役を担っています。会員の皆さまの意見を取りまとめて会に伝えたり、代表者会議の内容を各園保護者会において報告したりする業務を担当していただいています。